TZR250 ３ＭA型です。車体番号 ３MA-009834メーター距離 ２６０８８ｋｍ（実走行と思われます）付属品 返納証明書、キー２種類（メインとタンク・ヘルメットホルダー）おまけ 画像８枚目のパーツ
バイクや遊び道具が増え過ぎてしまい、収拾が付かなくなってきましたので、どなたかにお譲りできますと幸いに思います。現在、キック一発ないし数発で始動し、アイドリング・吹けあげり共に快調です。シリンダの圧縮圧力は、１、２番共、規定範囲の上限近くの数値が出ています。オイル漏れや水漏れもありません。外装は汚いです。タイヤはα１３です。始動動画は以下の通りです。YOUTUBE→ (5) TZR250 3MA 始動チェック - YouTube
ここ１年で、相当なメンテナンスを実施しています。メンテナンス後の走行距離は、１００㎞ぐらいです。フロントフォークオーバーホール、ステムベアリング交換、ホイールベアリング交換、ブレーキキャリパーオーバーホール、キャブオーバーホール、プラグ交換等です。ブレーキパッドや消耗品も含めて、当面、交換の必要はありません。ベアリングやオイルシールは、全てヤマハ純正パーツを使用しています。リアフェンダーなどの写真に写っていない純正パーツは倉庫内のどこかにあると思います。終了までに見付かればおまけでお付け致します。フロントフォークは同時出品に伴い、売れてしまいました。
留意点① リアキャリパーはヤマハ純正の青モスです。パッド交換やメンテナンスの際は、R1やXJR1300などのパーツリストを参考にされてください（出品に際して新品パッドに交換しました）。② フロントの足廻りは、３XVです（加工不要ボルトオン）。今後のメンテナンスの際は３XVのパーツリストを参考にされてください（確かSTDです）。ステアリングロックも使用できるようにしています。
③ チャンバーは、純正の中身抵抗抜き仕様です。TZR250（ヤマハ全般）の膨張室は良く出来ており、中身の抵抗だけ取り除いてやれば、綺麗にパワーが出ます（純正サイレンサーは、消音処理が堅固ですのでパワーを出すには不向きです）。メインジェットは確か２００前後～２２０あたりでセットアップしたと記憶しています。スローとニードルもセットアップしたと思いますが、いくらでセットしたか忘れました。アイドリング付近からパワーバンドまで、ほぼ谷間なく回ります。メイン２００ぐらいのランクで、プラグがキツネ色に焼けていますので、５５～６０馬力ぐらいに落ち着いているのではないかと思います。乗車した感覚もそれぐらいの感じです（時間があれば、パワーチェックしてみます）。エアクリも加工しており、吸入口にはメッシュ袋を何重かにして粉塵の吸入を防止しています。サイレンサーは、みんな大好きアマゾンテックなんとなくパープル色です。安物ですが充分です。
④ リアはフェンダーレスです。やはりアマゾンテックのLEDテールランプ・ウインカーが付いています。ハイスロ仕様のため、右スイッチを外しています（画像８枚目）。このため、ヘッドライトとポジションの配線が結線されていません。夜間走行される方は、何らかのスイッチを増設されるか、純正スイッチボックスに戻してやってください。バッテリはレス仕様です。確かSUGOかTZ250のコンデンサを付けたと記憶しています。ブレーキスイッチ（ランプ）は、フロントのみ生かしています。リアは配線をステップ内側で纏めてタイラッピングしていますので、リアも使いたい方は、スイッチのみご用意ください（アマゾンで入手できます）。ウインカーはつきっぱなしになりますので、手動で点滅させるかリレーをLED用に替えてください。

この他、私の見落としの可能性も含めて、気になることは質問してください。気付いたところは、随時、追記致します。直接の引き取り大歓迎です。入札や購入検討の問い合わせがなければ、さらに綺麗にメンテナンスして店頭販売に切り替える可能性があります。よろしくお願い申し上げます。

（2022年 11月 24日 19時 25分 追加）
パワーチェック（ダイノジェット）してきましたので、写真とともに追記致します（１０枚目）。（念の為２ストオイルをガソリンタンクに混合していきました（濃い目））

結果は５６ｐｓでして、予想していた範囲内に収まっていました（自分の肌感がそれなりに精密で安心しました笑）。さらに、オイルの混合比を薄くして（適正値）、メインジェットを少し絞ってやれば（プラグがやや黒い為（燃料がやや濃い）、６０ｐｓに届くと思います。あるいは、２月ぐらいの空気密度の濃い時期にパワーチェックすれば、高めに出るかと思います。
ピークパワーは１０４００ｒｐｍあたりで出ているようです。ノーマル比１０００回転ぐらい高いだけです。このあたりは、やはり純正チャンバー（改）という感じです。６０００と９０００回転付近で谷が出来ていますが、２サイクルエンジンなら珍しくない範囲の谷だと思います。また、実車での加速時に谷を感じることもありません。なお、街中を実車で走っていて楽しいのは、７０００回転付近です（個人差があると思います）。
当車両は、ノーマルチャンバー（改）、ノーマルキャブ（ジェット変更）、ノーマルエアクリ（改）、程度の改造ですので、５５ｐｓ～６０ｐｓぐらい出ておれば十分ではないかと思います。さらにパワーを出す場合、①吸排気系をもう少し②点火系③燃焼室（圧縮比）を触ってやれば簡単に７０ｐｓぐらいまでは出るでしょう。本当に良く出来た素晴らしい車両（エンジン）です。もっとも、２スト２５０cc車両（及びエンジン）を大切にいたわっていく場合、せいぜい６０ｐｓぐらいに収めておくのが無難です。街中で２ストの６０ｐｓの加速と言えばそらもう十分に速いですから。
この他、不明な点がありましたら、適宜、質問してください。よろしくお願い申し上げます。

（2022年 11月 24日 22時 06分 追加）
思い出したことを追記致します。TZRのチューニングは、TZ又はSUGOを基準にセットアップしていくのが王道たるところ、当該車両のアマゾン安物サイレンサーは、これに比して、やや径が小さいです。従いまして、確実に６０ｐｓ以上を目指されたい方は、排気効率を上げる為に、ＴＺ等と同径のサイレンサーに変更してみてください（出品前にはＴＺと同径のサイレンサーを装着しておりました）。なお、現状５６ｐｓでも十分に楽しい加速をします。
余談、私は他に３ＸＶｓｐ、ＴＺ２５０，ＣＢＲ６００ＲＲ、パニガーレＶ４、ＹＺ２５０ＦＸ等多数を所有していますが、乗っていて圧倒的に楽しいのはＣＢＲ６００ＲＲかＹＺ２５０です。そこで、ＴＺＲ２５０等の２ストは乗車を楽しむというより、「もうじき終焉に向かおうとする内燃機エンジン１００年の歴史のうちの２サイクルを楽しむ」という深い観点から所有を楽しむのが適切かと、個人的に考えます。こう考えると、パワーは二の次で良く、調子よく維持を楽しめることが重要になります。以上、（私見ですが）今後の参考にして貰えますと幸いです。（2022年 12月 1日 10時 50分 追加）追記致します。純正リアウインカー、純正リアフェンダーステー、純正リアキャリパー、純正エアクリーナーbox、等が見つかりました。他にこの３maのパーツが出てきましたら、全てお付け致します。（全て取り置きしていたのですが、どこにしまったか分からなくなっております。）